歯ぐきの腫れや出血
歯のグラつきにお悩みの方へ。
「歯磨きで血が出る」「最近歯が揺れる気がする」そのような違和感、忙しさに紛れて見過ごしていませんか?歯周病は自覚症状が少なく静かに進行する「沈黙の病」。気づいたときには歯を支える骨が溶けていることも。
当院では「抜歯は避けたい」「何度も再発する」とお悩みの方に、的確な診断と丁寧な治療、歯周病予防のケアをご提案いたします。患者さま一人ひとりに寄り添い、歯を守る治療を行っています。私たちは、地域に根ざした「かかりつけ医」として、歯周病の予防と治療に力を入れています。
歯周病は、歯ぐきの腫れや出血といった初期症状に気づかないまま進行し、
気づいた時には歯を支える骨が溶けていることもある「静かなる病気(サイレントディジーズ)」です。
特に40代以降では発症率が高く、日本人が歯を失う最大の原因とされています。
しかし、歯周病は早期に発見・治療することで進行を止め、歯を守ることが可能です。
当院では、初期の違和感の段階から専門的な診断・治療に対応しており、
一人ひとりに最適なケアを提供しています。「少し気になる」そんな時こそ、歯を守るための第一歩です。
歯周病は、細菌によって歯ぐきや歯を支える骨が破壊されていく感染症です。
初期には歯ぐきの腫れや出血といった軽い症状が多く、痛みも少ないため放置されやすいのが特徴です。進行すると、歯がグラついたり、最終的には抜けてしまうこともあります。実際に、日本人が歯を失う原因の第1位が歯周病です。自覚症状がないからこそ、定期的な検診と早めの治療が欠かせません。
以下のような症状がある場合、歯周病の可能性があります。
ひとつでも当てはまる場合は、できるだけ早く歯科医院での診察を受けましょう。当院では、症状の程度に応じたきめ細やかな対応を行っています。
歯周病治療には「正しい診断」「適切な治療技術」「継続的なケア」が不可欠です。
当院では、軽度〜重度までの幅広い症状に対応できる体制を整え、患者さま一人ひとりと丁寧に向き合っています。
歯周病は、初期であれば比較的短期間の処置で改善が期待できますが、重度になると外科処置や再生療法が必要になることもあります。
当院では歯科用CTや拡大鏡を活用した精密な検査を行い、進行度に応じた治療計画を立てています。「抜歯しかない」と言われた症状でも、残せる可能性を最大限に模索し、最善の治療をご提案いたします。
治療だけでなく、毎日のケアや生活習慣も歯周病改善には重要です。
当院では担当制の歯科衛生士が、患者さまのお口の状態を継続的に把握し、ブラッシング指導や生活アドバイスを行います。「いつもの担当者がいるから安心」「気になることを気軽に相談できる」そんな信頼関係を大切にしています。
重度の歯周病で歯を支える骨が失われている場合には、再生療法や外科的アプローチが必要です。
当院では「エムドゲイン」「リグロス」などの再生材料を用いた治療も行っており、保険適用となるケースもございます。目に見える改善が得られにくい治療だからこそ、丁寧な説明と納得感ある対応を心がけています。
歯周病は進行度によって治療方法が異なります。
当院では、診査から初期治療、必要に応じた外科処置、
そして再発を防ぐメンテナンスまで、一貫した治療体制を整えています。
まずは現在の歯ぐきや骨の状態を詳しく調べます。
歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)の深さや出血の有無、レントゲンによる骨の吸収状況などを総合的に確認します。これにより、歯周病の進行度を正確に把握し、最適な治療計画をご提案します。
初期段階では、歯の表面や歯ぐきの周囲に付着した歯石・プラークを徹底的に除去します。(スケーリング)
同時に、患者さまの生活習慣や磨き癖を把握し、効果的なセルフケアの方法をお伝えします。歯周病の改善には、日常のケアの質が何よりも大切です。
初期治療の後に再評価を行い、改善の度合いを確認します。
深い歯周ポケットが残っていたり、骨の破壊が進んでいる場合は、歯ぐきを開いて直接歯石を除去するフラップ手術や、骨の再生を促す「再生療法」をご提案することもあります。
治療が完了しても、歯周病は生活習慣に左右されやすく、再発のリスクが常にあります。
当院では3ヶ月ごとの定期検診を推奨し、歯ぐきの状態をチェックしながら専門的なクリーニングとアドバイスを行っています。継続的なメンテナンスこそ、歯を守る最良の手段です。
歯周病はお口の中だけの問題ではありません。
最近の研究では、全身の健康にも深く関わっていることが明らかになっています。
特に、糖尿病や心疾患、脳梗塞、早産などとの関連性が注目されています。
歯周病による炎症で、原因菌や炎症性物質が血流を通じて全身に広がると、動脈硬化や心筋梗塞などの循環器疾患のリスクが高まります。
糖尿病との相互関係も知られており、歯周病は血糖コントロールを悪化させる一因となることがあります。妊娠中の女性が歯周病を患っていると、早産や低体重児出産のリスクが高まるとも言われています。歯周病はお口の病気にとどまらず、全身の健康にも関わる“全身疾患”として捉えることが大切です。定期的なチェックとケアが、健康寿命を延ばす第一歩になります。
当院では、必要に応じて内科や糖尿病専門医など他科と連携し、全身の健康を考慮した歯科治療を行っています。
糖尿病をお持ちの方には、歯周病の管理が血糖改善にもつながる可能性があり、歯科治療が全身管理の一環となります。「健康診断で糖尿病と指摘された」「血圧が高くて不安」などのお悩みがある方も、安心してご相談ください。歯科と医科の橋渡しとなる治療をご提供いたします。
歯周病は、「気づいたときには手遅れになっている」こともある怖い病気です。
しかし、適切な診断と治療、そして日々のケアとメンテナンスによって、歯を失わずに済む可能性は大いにあります。自覚症状がないまま進行するからこそ、日々のセルフケアと、定期的な専門管理が歯を守る鍵になります。
当院では、患者さま一人ひとりに専任の歯科衛生士がつき、口腔内の管理をサポートします。
毎回同じ担当者が口の変化に気づきやすく、継続的なフォローが可能です。歯磨きの癖や磨き残しやすい箇所、生活習慣まで把握した上で、最適なケアをご提案。「気がつけば再発していた」とならないよう、二人三脚で健康な状態を維持していきます。
歯周病の再発を防ぐためには、3ヶ月に1回程度の定期的な検診とクリーニングが推奨されます。
歯科医院での専門的なケアは、セルフケアでは落としきれないプラークやバイオフィルムを除去し、歯ぐきの健康を保つ大きな力になります。「何も症状がない今こそ」が、歯を守るチャンス。予防と早期発見を習慣化することで、生涯ご自分の歯で食べる幸せを叶えましょう。
歯周病の進行度やお口の状態によって異なりますが、軽度であれば数回の通院で改善が期待できます。
中等度以上の場合は、数ヶ月にわたって治療・評価・再治療・メンテナンスを繰り返すケースもあります。初回の診査で治療計画をご説明いたしますので、ご安心ください。
自然治癒することはありません。
初期段階では痛みがないため放置されがちですが、放置すればするほど進行します。専門的な治療と日々のケアによって、進行を止めたり、状態を改善させたりすることが可能です。
初期の処置(スケーリングやクリーニング)であれば、痛みはほとんどありません。
外科処置が必要な場合でも、局所麻酔を使用し、可能な限り痛みや不安を抑えて処置を行います。痛みに敏感な方には、事前にご希望を伺いながら進めますのでご安心ください。
はい、多くの歯周病治療は健康保険の範囲内で受けることができます。
フラップ手術やリグロスを使った再生療法の一部も、条件を満たせば保険適用が可能です。自由診療になるケースについては、事前に費用のご説明をいたします。「まだ大丈夫」と思わずに、少しでも不安がある方は、どうか今のうちにご相談ください。あなたの歯と笑顔を守るために、私たちが全力でお手伝いします。